1.受付および問診票の記入
初回は問診票への記入を行います。 症状の詳細、薬やサプリメントの使用状況、過去の事故、手術、入院、治療歴などを記入します。
尚、他の病院等で撮影されたレントゲン、MRI等のコピーをお持ちの場合はぜひご持参ください。より正確に状態を把握するために参考にさせていただきます。
2.コンサルテーション(問診)
記入いただいた問診票に従い、現時点での症状や痛みの箇所などについて追加での問診を行います。
この時に提携している医療機関への紹介状をお渡ししますので、次回までに全身(正面/側面)のレントゲン撮影をお願いします。撮影したレントゲンから全身の骨格バランスを分析し、分析結果もお伝えいたします。
問診の結果、症状や状態によりレントゲン撮影の結果を見るまではアジャストメント(矯正)できない場合もありますのでご了承ください。
3.基礎検査
姿勢(Posture)の確認と各関節の可動域(ROM:Range of Motion)を確認し、症状に応じて以下の検査を行います。
- 深部腱反射(Deep Tendon Reflex)
- 皮膚知覚帯(Dermatome)
- 筋力(Muscle Strength)
- 脳神経検査(Cranial Nerve Examination)
- 整形外科学検査(Orthopedic Examination)
4.脊柱と骨盤の検査
続いて脊柱に沿って、皮膚表面の湿疹やにきび、しみ、点状出血箇所の確認に加えて温度変化や筋肉の張りなどの確認も行います。(Visualization:視診)
最後に脊柱検査により、脊椎および骨盤を個々に触診を行い、痛みや違和感がないか、また浮腫(Edema)の有無について確認を行います。 (Static Palpation:静的触診)
5.スコープ検査と触診
脊柱に沿ってNervoscopeという機械を使用し、脊髄神経周辺の炎症反応による微妙な温度変化を調べます。 (Instrumentation:スコープ検査)
続いて、スコープ検査にて反応の出た箇所に対して体を動かしながら触診を行い、該当の脊椎のズレの方向を見つけ出します。(Dynamic Palpation:動的触診)
脊椎のズレの方向は、主に前後の動き(Anterior/Posterior)、回旋(Rotation)、傾き(Wedging)を確認します。
以上の検査から最終的にアジャストメント(矯正)を行う部位を決定しお伝えします。
6.アジャストメント(Adjustment)
カイロプラクティックでは日本の「施術」「手技」「矯正」等のことを「アジャストメント」と呼んでいます。
当オフィスでは、検査で見つけ出した部位に対してGonstead Chiropractic (ガンステッド・カイロプラクティック)を用いた的確なアジャストメントを行います。
これはカイロプラクティックのテクニックの一つで、効果と信頼性の大変高いテクニックです。それぞれの部位に応じたアジャストメントの方法とズレの方向については、都度説明を行います。
7.四肢関節のアジャストメント (Extremity Adjustment)
背骨/脊柱と骨盤のアジャストメントに加えて、症状に応じてその他の関節のアジャストメントも行います。
対象となる関節は、あご(顎関節)、肩、肩甲骨、ひじ、手首、手、股関節、ひざ、足首、足です。
8.次回以降のご説明
アジャストメント後に、いくつかアドバイスや注意事項をお伝えします。
- アイシングの方法と部位について
- 運動の実施可否や気をつける動作について
- 自宅での体幹トレーニング方法について
- 自宅での簡単なエクササイズ方法について
- フォームローラーを使用した筋膜リリースについて
- その他、食事や栄養面について
などです。その他にも質問等ありましたら遠慮なくお聞きください。
また、今後のケアプランもご説明し、十分納得された上で次回のご予約を行っていただきます。
9.次回のご予約とお会計
アジャストメントへの反応と体の状態により次回の予約までの間隔が異なります。通常は週に1回のペースで1〜2ヶ月間様子を見ていきます。痛みなどの症状が強い場合は、週に2回から3回のペースで集中的に2週間ほど対応が必要な場合もあります。
状態が安定した後は、2週間に1回程度のペースでメンテナンスケアの段階となります。
事前に次回の予約を取ることも可能ですし、オンライン予約を随時行なっていただくこともできます。
初回のお会計は、「初回検査料」+「アジャストメント」になります。
2回目以降は、「アジャストメント」のみの費用になります。
お支払い方法は、現金、クレジットカード、QRコード払いに対応しています。
詳細はホーム画面に記載していますので、ご参照ください。
10.ファミリーケア
大切なご家族のケアも行います。
痛みなどの症状がない場合でも、常に背骨や骨盤を通る神経が十分に機能しているかをチェックすることは非常に重要なことです。
お子様が小さい頃から定期的なチェックを受けていくと、将来的な問題を事前に予防するだけではなく、大人の場合よりも早く簡単にカイロプラクティック・ケアに反応するようになります。